もくじ
IL-2 Sturmovik Battle of Stalingrad(IL-2 Great Battles)はGT1030をのせたロースペックPCで遊べるのか?
実際に試してみた結果を紹介します。
IL-2 BoSを動かしてみたPCのスペック
今回購入したのはSteamのセールで安くなっていたIL-2 Sturmovik Battle of Stalingrad(IL-2 Great Battlesシリーズ)です。

こちらの作品ですね。
これを以下の構成のPCでIL-2BoSを動かしてみました。
- 中古NEC Mate(ヤフオクで落札)
- Core i3-4160
- メモリ4GB
- 玄人志向GT1030(2GB)
- ストレージはHDD
PC本体はオフィス向け
PC本体はNEC Mateで、オフィス向けの製品です。
ヤフオクやヤフーショッピング、楽天市場などで中古PCとして安く出回っている商品ですね。
グラボはGT1030
今回のPCはNEC MateにロープロファイルのGT1030をのせています。
WarthunderやWoTのような軽いゲームなら十分に遊べるスペックです。
しかしDCSは全くムリでした!
IL-2BoSはどうでしょうか?
IL-2 BoSを実際に動かしてみた結果は…
実際に上記のスペックでIL-2 BoSを動かしたスクリーンショットを掲載します。
グラフィックの設定を落とせばゲーム自体は問題なく動きますので、フライトシミュレーターとしては問題なく遊べます。
航空機の描画は十分キレイ
実際に上記PCで動かしてスクリーンショットをとってみましたが、航空機のグラフィックはとてもキレイ!

空の雲もキレイに描画されています。

コックピット視点がこちらですが、十分キレイですね。

川の水のグラフィックもこのようにまずまずキレイです。
オフィス向けデスクトップPCのNEC Mateでこれだけきれいなグラフィックでゲームができるのはちょっと意外でした。
40FPS程度出てる
FPSを表示させる機能があったのでオンにしてみると…

46FPS出てます。
だいたい35~45FPS程度出るので、ゲームとして遊ぶことはできそうです。
i3にメモリ4ギガでも、GT1030をのせれば最低限のゲームプレイは可能ですね。
地形のオブジェクトが少なめになる
難点なのは低スペックなので建物や樹木など地形のオブジェクトが少なめになるところ。

このように高い高度なら特に違和感はありません。
しかし…

地面すれすれまで高度を下げてみると…オブジェクトが少なすぎてちょっとさみしいですね。

こちらは映画などにもよくなっていて有名なスターリングラード市街ですが、建物が簡素ですね。
着陸シーンでも処理落ちはとくになし
飛行場に着陸しましたが、地面を高速で滑走している場面でも特に処理落ちはありませんでした。

一応モーションブラーの効果もしっかり出ています。
時速約120km/hほどで滑走路を走っているときのスクリーンショットですが、カクついたりしませんでした。

しかしやはりオブジェクトの表示数が少ないのでさびしいですね。
滑走路と司令タワー、遠くに樹木がある以外なにもありません…
オブジェクトの表示数を増やしたり描画距離を広げたりするとやはり処理が遅くなります。
とはいえ、第4世代i3にメモリ4ギガ、GT1030という構成でもIL-2 Great Battlesシリーズは設定を下げれば40FPS程度出るようです。
グラフィックは控えめになりますが、ゲーム自体は問題なくプレイできそうです。